Kobo Trail 2017(弘法大師の道)トレイルレースに参加

Kobo Trailルートについて

今回は初参戦の弘法大師の道。こちらのコースは吉野山の金峯山寺から高野山の金剛峰寺を目指すK to K, 洞川温泉から高野山を目指すD to K というジャンルに分かれて開催されます。弘法大師が吉野山を出発して北に1日、西に2日かけたルートを辿る壮大で歴史的な道。大変にタフなコースで尾根をひたすら56キロ進むK to Kに挑戦してきました。

前日はブリーフィングと吉野山での宿泊

今回のレースは当日集まってヨーイドン!ではなく、金峯山寺近くでのでのブリーフィングと僧侶による祈祷を受けるという設定。周辺の宿泊施設に泊まり吉野山を満喫するという贅沢な時間。知り合いと少し体を動かしに夕日を見に行きました。

吉野山から見る夕日

大会当日

お寺の法螺貝の音に送られ先ずは大峰奥駈道を進みます。所々から見える良い景色、今回レースの最高峰、大天井ヶ岳を目指します。

吉野山からの風景

大天井ヶ岳からは西に方向を変え、天川村、五条市大塔町、野迫川村、高野町を目指していきます。途中の天辻峠では我が十津川村の施設エイドがスタンバイ!かなり辛かった所、助けていただきました。

十津川エイド天辻峠

とにかくこのトレイルは細かなアップダウンが続く。同じような登りと急な下り、そして同じような景色。いつになったら到着できるのだろう?と考えながら前に進みます。何度も立ち止まり、諦めたくなるも負けたくないという気持ちだけで体を動かす。

そしてやっとの事でゴール!タイムは12時間45分と距離から考えるとかなり時間を費やした感。それよりも到着できた安堵感が大きかったです。

KtoKゴール

総括

今回のレースは前半の登りから中盤以降繰り返されるアップダウンの負荷が体を追い込んだと思います。さらに季節外れの高温という環境でリタイヤ続出というレースに。。今まで出場したレースでは一番辛かったと思います。ただ、歴史的なトレイルを踏んでいると先人の軌跡を体感できますし、辛い時には自分としっかり向き合えます。弘法大師の道は自分の弱さをしっかりと教えてくれました。