世界遺産、小辺路を利用したトレイルレース
私の地元で開催されるこのレースは今回が2回目の出場。ITRA 4poin 国際基準ののレースとなり、定員オーバーの人気大会となりました。
私の出場したコースは伯母子コース
全長57.8km(うち舗装路18.5km/32%)
獲得標高 3,540m
昴の郷~(*)~西中矢倉~三浦峠~三浦口~(*)~三田谷~
伯母子峠~伯母子岳~三浦口~三浦峠~西中矢倉~(*)~昴の郷
※(*)間は舗装路
天候は雨・・・そして気温が低いという条件。レインジャケットを着てスタートに立ちます。
スタート直後は8キロほどの舗装路。キロ5分程のスピードで進み西中矢倉から三浦峠までのトレイルを登ります。
三浦峠まではほぼ杉林の山道でよく整備されていますが、中盤は松林の快適なトレイルがあります。後半になりますが、下りは最高に気持ちの良いトレイルとなります。
三浦口までの下りで私の持病(右後脛骨筋腱炎)の症状悪化が始まり、スピードが出せない。。。三浦口に到着した頃には相当な痛みを伴っていました。
そこから今度は伯母子岳まで一気に登ります。
最初の登りが結構きついのですが中盤から終盤にかけては結構走れるコースです。昨年まで無かった山頂手前の登りは大変ですが、距離が短くしつこく歩けば山頂にたどり着けます。
しかし今回の伯母子は荒れに荒れておりました。
豪雨と暴風により立ち止まると体が冷える。
ウェアの選択ミスでリタイアに追い込まれた方もいたかもしれません。
伯母子岳からはピストンせずに別の登山道を下ります。
尾根道を3キロほど進むのですが今回は吹き晒しとなっていつもの天国トレイルは何処へやら?
そしてその先に待つ下りが中々大変で、泥の滑り台となっている箇所も。
下りの距離が長くて中々下界までたどり着けません。
昨年はこの下りの大変さを知っていたいので大体の距離感などはありましたがいつ来ても下界が遠い感じは変わらずでした。
三浦口に再び到着して三浦峠への登り返し。
エイドでゆっくり栄養補給します。
昨年より1時間ほど遅い・・・でもゴールするには十分時間が残っていました。
しんどさの中キノコを見ながらちょっと晩御飯用に採取しながら無事に三浦峠を越えました。
そこからは再び8キロの舗装路。
昨年は何度も歩いた道。今年はほぼ止まらず走り切る事が出来ました。
毎回人数が増えてきてメジャーになりつつある大会。
関西圏での国際基準の大会は数少なく、今後も徐々に参加者が増えることでしょう。
地元の大会ということで運営サイドも知り合いが多く、運営の大変さがとても伝わってきました。無事に終了できて何よりです。
来年は晴れて欲しい・・
#小辺路トレイルジャーニー
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