十津川村での介護予防講座企画
週4日間当院では奈良県吉野郡十津川村で鍼灸手技療法の治療活動を行っております。5月12日金曜日から1ヶ月に2回の頻度で村内施設にて介護予防の講演会を行います。過疎化に加えて超高齢化を迎える場所なだけに今後は介護を受けられる方が増加する見通しであり、高齢者の方々は常々不安を持って生活されておられます。少しでも自分の力で快適な生活を送っていただくためにも運動療法や健康に関する知識は必要不可欠なものです。当院が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
ロコモーティブ症候群
ロコモという言葉が最近使われていますが、高齢者になれば色々な機能が低下して介護を受けるリスクが高まります。日本語では運動器症候群と表記されます通り、体の運動機能が特に低下してしまう状態を指します。
数回に分けて様々な運動療法や健康知識を共有する
今回の講座では全12回、約半年間にわたって村内の施設にて講演会を行います。自分でできる体操療法、歩行運動、栄養、東洋医学のお話など分かりやすいように説明しながら皆さんで学びます。第一回目はロコモの基礎知識、転倒リスクなどを学び、実際にロコモ予防体操を行います。
参加について
場所は高森のいえ(コミュニティーセンター) 北部保険センターの2箇所で開催予定をしております。
今回は十津川村内限定での講演会となりますが、団体様でご依頼がありましたらお伺いすることも可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。