マホロバ“鍼灸院”という看板ですが、当院は役所に接骨業の届け出も出しております。実は。。。
急性の怪我にも対応しており、捻挫、肉離れ、打ち身、骨折脱臼応処置が可能。「走っていて捻挫して足首腫れたんですけど!」「ダッシュした瞬間肉離れしたかも。。。」そんな時は最初の処置が肝心です。
制度を利用したい時は申し出て下さい。ただ、一部負担金を支払って接骨の施術を受ける『受領委任払い』の協定を保険者と結んでおりませんので、怪我の施術代金は療養費で提示される全額自費となり、後日療養費申請をするこが出来る『償還払い』が可能ですので利用の際は是非相談して下さい。
例えば橿原市国保療養費申請の場合は、1ヶ月毎にご自身が役所の保険医療課に出向いて
1、マイナンバー
2、領収書
3、認印
4、銀行通帳
5、療養費支給申請書(作成有料)
6、保険証
を持って手続き、審査を経てあなたの通帳に療養費として実費の7-9割振り込まれる。病院で装具作った時もこの方式ですね。
保険者により書類などが異なりますし、手続きには少々お時間がかかってしまいますので、こんな利用法は面倒だ!という方が殆ど。。基本的には当院の提示する自費施術となる流れ。
ただ、制度を利用して治したい方もいると思うので広報する事は当方の責務だと思います。
もし家でぎっくり腰になり動けなくなって出張して欲しい時。骨折や脱臼の応急処置も償還払可能です。この場合少々高額になるので知っておいた方が良い制度ですね。
<余談>
なぜ接骨を受領委任払いにしないのか?
受領委任払いは受療された方の療養費申請を施術者が代行する制度で、負担金を支払いするだけで接骨の施術を受ける事が出来ます。しかし、実際どの様に申請されているのか不透明な部分が多く、部位増し、水増し等の不正を行う施術所が後を絶たず、厳しくなった今になってもおかしな申請をする所を耳にします。皆さんの相互扶助で成り立つ保険制度です。療養費でまかなえる施術範囲は限られており、患者さん自身に施術内容を明確に知っていただき、施術者と共に正当な申請をするべきだと考えています。
「どの位お金かかるんや?」と気になる方へ。当院に怪我で受療した場合のお支払いシュミレーションは次の記事へ。