怪我をしないトレイルランニングについて独自の考察#3

走りの上手い人を観察する

先日、奈良県橿原市にある橿原公苑陸上競技場に日本の短距離トップアスリート、桐生選手含む7人ほどが集結し、子供達と一緒に走るというイベントがございました。

軽いダッシュを披露していたのですが、やはりトップアスリートはすごいと思いました。
テレビ画面で見るよりもずいぶん遠くの観客席から見ていたのですが、筋肉が立体的に動く様子などはやはり生で見なければ伝わってきませんね。

『子供達が間近で、目の前でトップアスリートの選手の走りを見る』
素晴らしい企画です!!
子供達が見た、体験した情報はその後永遠に脳に焼き付くことでしょう。特に陸上が好きな子供にとっては貴重な体験になった事でしょう。

これも先日の話ですが、三重県のとあるトレイルランニングの大会に出場してきました。
招待選手には日本のトップ選手も混ざっており、通常ならば私のような鈍足はすぐに置いていかれてしまってトップ選手の走りを見る機会なんてありません。しかし、今回駅伝の部で出場した為、後半のエイドでトップ選手の走っている姿を見る事が出来ました。
一言、、、”しなやか” です。。
しなやかさの中に力強さがあるのです。
脳裏に焼きついてしまった・・・^^

人間は人の動きだけで誰だか判断できる時があります。
例えば100メートルほど離れた場所に友人が歩いていたとしましょう。
顔は認識できませんが、歩き方や背格好でほぼ本人と判断できます。これは赤の他人でない、自分の知っている人だから分かる事であって、何度もその友人を見ていて脳で認識される結果なのです。

興味を持って走りが上手いと思う人の動作を観察してみると、筋肉の動き方、足の音、息遣いまでが情報として脳に入ります。
できれば真似をして同じ動きをしてみたいものです。

ただ、全てを真似しなければならない事はありません。
そもそも無理です!
人間は個々に生まれ持った骨格や筋肉の量、関節アライメントなど誰一人同じ動きをする人なんていません。
だから大切なのはイメージです。
良いものをイメージして自分に当てはめて最良の動きを手に入れる訓練が必要です。
一気に変えることは怪我につながります。

視覚や聴覚などから情報を統合して実際に繰り返しながら自分の弱点を克服していくと、多かれ少なかれ結果が出ることでしょう。
イメージを大切に^^

youtube画像は昨年の Ko-Bo Trailの一部
私、悶絶していますが前を走る方の走り方、、何度見てもスバラシイ〜

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